水素水でみなさんが一番気にしているのはもちろん水素濃度でしょう。 できるだけたくさんの水素をカラダに取り込みたい!と考えれば、できるだけ高い濃度の水素水を選びたい!と考えるのは当然のことです。
当社のナノ水素水キヨラビは平均含有量1.23ppm(※自社調べ)です。水素水をたくさん調べた方からすると「濃度が低い!」とお感じになるかもしれません。それは、どの水素水メーカーも充填時の濃度2.0ppmや1.6ppmを表示しているからです。
しかし、これはあくまで充填時の数値であって、皆様のお手元に届くころ~賞味期限までの平均した水素含有量についてホームページやパッケージに記載されている商品は非常に少ないことに、お気づきになりましたか?充填時の濃度だけでは、本当の水素含有量はわからないのです。
水素は抜けていくもの、充填時の濃度の表示だけではお客様が飲むころの本当の濃度はわからない
水素が水に溶ける最大量=飽和濃度は1.6ppmです。これは標準気圧・温度の状態での飽和濃度なので、温度や気圧が変われば1.6ppmを超えた濃度の水素を溶かすことができるのです。 どの水素水メーカーも、原水に圧力をかけながら様々な方法で水素ガスを溶かし込む製法を取っています。充填時は飽和濃度を超えて充填しているところがほとんどです。
しかし、アルミパウチは残念ながら耐圧容器ではありませんので、充填した時点で通常気圧に戻ります。押しつぶされて溶け込んでいた水素も、圧が一気に下がるため、余った分は抜けていってしまいます。アルミ缶の場合は、耐圧容器になっていますが、満水充填していなければ空気層にどんどん水素が抜けてしまいますし、満水充填していた場合も開栓した瞬間に圧が下がるため、一気に飲み干せば多少なりとも高濃度の状態で摂り入れることができますが…それは非常に困難なことでしょう。
つまり、飽和濃度を容器内で維持することは難しいのです。ナノ水素水キヨラビも、充填直前にはシュワシュワと水素ガスがあふれている様子を見ることができます。(参考コラム「水素水と炭酸水の違い」)
ナノ水素水キヨラビでは圧力をかけながら水素を溶かし、「水素水」を作ります。
パウチは耐圧容器ではないので、押しつぶされて溶け込んでいた水素も余った分は抜けていってしまう
KIYORAきくちでは水素濃度測定器を使っております。定期的な計測はもちろんですが、お客様からの声を参考にして、様々なシチュエーション下で水素濃度がどのように変化するのかを実験・計測して、その結果をキヨラビ通信に掲載しています。(1日に5回、開封した場合の水素濃度の推移、容器に空気が少し残った状態での水素濃度の推移など…) 濃度についてはなかなかハッキリと書かれていない会社もまだあるようです。本当に水素が入っているのかいないのか、消費者の方ご自身で判断していただくしか方法はないのです。
※キヨラビ通信とは、ご注文いただいたお客様に商品と一緒にお届けしている月刊紙です。バックナンバーはこちらからどうぞ
水素水が入っている容器はさまざまなタイプがあります。アルミパウチ、アルミ缶、ペットボトル(自家生成タイプ)などです。
アルミパウチは空気を抜きながら保存ができるので、飲み残しができるのが特長です。アルミパウチは水素濃度を飽和以上に維持することはできませんが、保持するのに優れています。 市場にはさまざまなサイズの商品が出回っており、選択肢の幅が広いのも特長です。しかし、製造コストがかかるため、水素水の中では価格が高い商品が多いです。
アルミ缶は製造コストが安いので、価格も水素水のなかでは比較的安いです。補充時に空気の層ができるので濃度は低く、空気を抜くことができないので一度に飲みきる必要があります。しかし、その分コンパクトで、持ち運びに便利なサイズが多いのが特長です。
ペットボトルで水素濃度が維持できるのは、自分で水素水を作るタイプです。耐圧ペットボトルを使えば、水素濃度を高濃度で維持することができます。作るのが手間でなければ、1本あたりの価格はアルミパウチや缶の比ではありません。しかし、こちらも開栓してしまえば圧が下がってしまうため、一気に水素が抜けてしまいます。高濃度を維持したい場合は早く飲みきる必要があります。
当社がアルミパウチを選んでいるには、上記以外にも理由があります。原水の味を邪魔せずに保存できることや、中身が少なくなるとコンパクトになる点が持ち運びに便利だからです。どの容器にも長所・短所があります。ご自身のライフスタイルに合わせて、お選びになってください。 さらに詳しい科学的に立証されている理由については、下記でご説明します。
アルミパウチは、最も水素が抜けにくいからです。ペットボトルはアルミパウチとは違い、水素が逃げてしまう隙間があります。水素は宇宙一小さい分子(原子)なので、ペットボトルなどの分子の隙間は簡単にすり抜けてしまいます。
「水素分子」は「ペットボトル分子」よりも小さいので、容器がペットボトル等の場合、水素はすり抜けて高濃度を維持できません。
なぜ、アルミパウチは水素が抜けにくいのか
アルミは空気に触れることによって、表面が酸化アルミという物質に変化し、非常に薄い皮膜ができるのです。この皮膜により、本来アルミの持つ分子の隙間が無くなり、水素が逃げにくくなるのです。空気層を無くすために空気を抜く作業が必要ですが、一番水素が逃げにくい容器なのです。